チャチャ丸の部屋

チャチャ丸といっても、ここは私ではなくワンコのチャチャ丸のこと。
ちょっと思い出話を・・・
チャチャ丸は私が24歳の時にもらってきたワンコでした。
自分の誕生日に、自分へのプレゼントでもらってきたのです。
種類は勿論、雑種。
私はこの雑種が犬らしくて好きです。

可愛くて可愛くて、私のベッドの横にソファーを置いて家の中で飼っていました。
輸入家具の、ちょっといいソファーを専用にしていました。
そして、どこへ行くのでも、車に乗せて一緒でした。
鎌倉の海で何度泳いだでしょう。
(実は泳いでいるというより、無理やり入れられた海水から
必死に陸に向かって戻っている。という表現がぴったりだったかも・・・)
会津に叔母がいたため、雪の中にも連れて行きました。
コタツが好きで、冬はまるでにゃんこのように中に入って、よく寝ていました。
しばらくすると、コタツから出てきて、ハァハァハァ・・・・(〃´o`)=3 フゥ
だったら入らなければいいのに・・・・
そしてフライド・チキンが大好きで、買って来た時は玄関を開ける前から大騒ぎでした。
犬の嗅覚はすごいとは知っていましたが
こんなにも凄いものかと、身をもって知りました。

結婚して今の家に越してきても、家の中にいたチャチャ丸。
私に長男が生まれるとメス犬だったチャチャ丸は、母性本能が芽生えました。
長男を昼寝させていると、その前にしっかりと寄り添って子守りをするのです。
近くに行くと、「私が子守りしているから来ないで・・・」と、言わんばかり。
そして昼寝から覚めると、飛んで教えに来るんです。
「起きたよ!」・・・って
とっても利口だったチャチャ丸は、それから何年かして病気になっちゃって・・・
人間で云うと子宮ガンだったんではないかしら。。。
手術もしたのだけれど、残念でした。
とっても悲しかった。
私の33歳の厄年のことでした。
私の変わりに厄をしょっていってくれたんです。
今は、多摩の犬猫霊園で静かに眠っています。
チャチャ丸には感謝の気持ちでいっぱいです。

それからもうひとつ。
私が犬に守られているお話です。
チャチャ丸を飼うよりずっと以前に、そう、私が7歳の時。
我が家に迷い込んできた野良のワンコをどうしても・・・といって飼いました。
柴犬とシェパードの雑種だったので、すごく大きい犬なんだけれど、なぜかチビという名前。
だって、飼った時は子犬だったから小さかったんだもん・・・
そのチビ。力があったため父親が散歩に連れて行くのだけれど、
あまりの力強さに思わず転んでしまった父。
頼もしくしっかり番犬をしてくれてたのだけれど、フィラリアには勝てませんでした。
私が19歳の厄年になった朝のことでした。
チビも私の身代わりになってくれたのです。
今、チビもチャチャ丸と一緒のところにいます。
チビもありがとう。

・・・・・というわけで、私の大事をみんなワンコが救ってくれているのです。
だからワンコたちに感謝の気持ちを込めて
こうしてお話しをすることにしました。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
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